2019年1月の母の急逝に伴い、39歳で社長に就任。それまで社長であった母と共に会社運営に関わっておりました。50年という節目で経営者として引き継ぎ、改めて役割に対して意識高く今に至っております。
これまでを振り返ると、山田空調の歴史は本当に地域のお客様や皆様との歴史で、そのおかげでここまできたのだと感じているんですよね。
その大切な地域を考えた時、自分自身、そして山田空調がこれからどうすべきか?をバージョンアップしたい思いが芽生えてきました。 そして出てきた答えが ヒト であると言うことで、ヒト である意味だと感じています。
就任からまさに自社組織の空気調和の大切さを従業員にも伝えて取り組んでおります。
その意味で重要なのは働く人にとって魅力的かどうかという事です。
カタチにしつつ、より良いものにしていくために、大切な従業員みんなへの取組みも実施しています。
個人との面談機会をなるべく取りつつ、個人の思いを丁寧に理解したり、社外からの研修を交えて成長のきっかけを作ったり、更には公平な評価制度の導入もそのための取り組みの一環です。
会社として目指しているのはシンプルに「地方にあるいい会社」
従業員たちが思いを持って活き活きと働いて、お客様の思いをきちんと形にして継続的に求められる。そんな会社がいい会社だと思ってるんですよね。
そのために日々従業員たちが成長していき、お客様へ丁寧に応えていく。 お客様に求められてまだまだ新しい取り組みにもここからチャレンジしていきたいとも考えております。
空調設備っていうと、当たり前と思われる「安全・安心」なんですよね。 だからこそその意味合いの先である「空気調和」というメッセージを私自身大切に考えています。その言葉はお客様や働く人に全て繋がっていると思ってるんですよね。
「空調調和」とは住みやすい、働きやすい環境づくりの事ですし、何よりその環境に人がいて思いがある。それをこれからも大切にしていきたいんですよね。
お客様を想い、お客様の思いを実現する。
働く人を想い、働く人の思いを実現する。
まだまだ至らないところはあるかもしれませんが、想いは届くと信じて臨んでいきたいと考えております。
電気工事会社から転職して20年以上空調設備に関わっています。ほとんどの現場で空調設備は最後の工程。分かってきたのは、空調設備のものづくりは他の工事と役割が少し違うんですよね。 力仕事ではなく、いつでも私たちが丁寧に現場を仕上げていく。だからこそ全体の工事を理解し、臨機応変に施工していくことを求められます。そこには、経験に裏付けられたプロのものづくり技術が重要。 その時その時に対応して乗り越え、最後の空気調和をイメージしてお客様に臨むやりがいがそこにありますね。
全体の実務の工程を把握するのは私の大切な役割。働き方改革と従業員満足はその一環として最も重要だと思っているんですよね。
業務を見える化して給与やボーナスに反映する、気兼ねなく計画的に有給取得が出来る、新しい人材がのびのびと活躍出来る、他にも取り組んでいることはあります。 ただ重要なのは真面目に真摯に仕事をする人が長く活躍出来て、やりがいを持てる事だと思っております。 時代に合った改革をしつつ、建設業界にも影響力を出していきたいですね。
20名弱の山田空調はその社長との距離感の近さは良いところ。こうした方が良いと思えば社長にも臆せず物申しちゃいます(笑)時には言い合いになっちゃう時もあります‥‥。
この前も話したのは総務労務のことについて。今の規模感では経理士だけではまかなえませんよ!労務士や顧問弁護士も必要です!って社長に伝えたんです。そしたら社長も考えてすぐに動いて契約してくれました。 ちゃんと話をまずは聞きたい!と考えてくれる山田社長は本当に魅力的なんです。社長に就任してまだ1年くらいだからこそ、わからない点は私がしっかりフォローしなくては!と強く思っています。そしてまだまだ会社は変われるなっていつも感じています。
社長が第一優先で真摯に取り組むのは働く人を取り巻く環境づくり。就業規則から見直して、細やかな労務管理の整備を日々大切にしております。私が目指す職場は女性が活躍出来る職場、従業員が成長したい思いが実現出来る職場。
公平な働きやすい環境づくりに完成は無いですからね‥‥。これからも新しい従業員が増えながらも、対応して少しづつでも変革し続けていきたいです。